ハロプロ研修生 発表会2014 〜春の公開実力診断テスト 個人別講評と今後の展望

ハロプロ研修生 発表会2014 〜春の公開実力診断テスト」主要メンバーより講評を述べていく。


1. 段原 瑠々 81点
(選曲21点、衣装6点、パフォーマンス36点、トーク7点、成長度9点、日常点2点)

<講評>
選曲が「Memory青春の光」とかなり難易度の高い曲でいきなり勝負に出たが、歌い出しから圧倒され続けた。選曲が良かったのはもちろんだが、声質や表現力などすべてが申し分ない。
鈴木愛理が同曲を歌っている動画があるが、これよりも明らかに段原の方が上手い。当日の橋本取締役のコメントにもあったが、当時の福田明日香を完全に超えている。
後で歌った室田瑞希と同程度の出来であれば室田に投票したと思うが、明らかに段原と室田の間には差が感じ取れたため今回は段原に投票した。(昨年は田口夏実に投票)

<今後の展望>
ビジュアル以外はほぼ完璧であるが、それが故にモーニング娘。のメンバーとしての採用はないと思う。
娘。のメンバーとするには何か「引っ掛かり」が欲しい上に現エースである鞘師里保と同じ広島県出身であることがマイナス。
とはいえ、相当な逸材であることは間違いなく、事務所の人事構想にも名前が挙がっていると思われるので新ユニットのエース格として早い段階でデビューできるだろう。


2. 室田 瑞希 81点
(選曲21点、衣装7点、パフォーマンス33点、トーク7点、成長度8点、日常点5点)

<講評>
下馬評では今回の大本命と見られていた人物。この選曲は昨年から決めていたらしいが奇しくも段原と被ってしまったがために比較されてしまい、運悪く優勝を逃してしまった。
  それでも段原の244票に対し、室田は223票を獲得しているのだから素晴らしい結果と言える。
パフォーマンスは表現力の部分で段原と差が出た。「歌では敵わないから」と本人は言っていたがそれをカバーできるだけの実力は既に備わっていると思われる。
また、キャラクター的にも面白い部分が垣間見れるようになってきた。

<今後の展望>
段原との直接対決に敗れたことで悔し涙を見せていたが、これが彼女にとって大きな成長を生み出す原動力になると思う。
研修生入りから2年経過し、人気・実力共に研修生のトップクラスまで成長。スマイレージオーディションの頃
彼女は研修生時代の小田さくらと同じく、モーニング娘。オーディションの最終審査を経験していない。
よってモーニング娘。入りの可能性も十分考えられる。また、段原と同様に新ユニットのエース格としての採用も考えられる。
彼女もほぼ100%デビューできると言ってよいだろう。時期的にも早いと思われる。


3. 佐々木 莉佳子 81点
(選曲19点、衣装9点、パフォーマンス32点、トーク8点、成長度8点、日常点5点)

<講評>
段原・室田にスキルでは若干及ばない面はあるものの、地方アイドルの経験があるためかステージングはとにかく上手い。
光る衣装など、自己プロデュース能力にも非常に長けている。

<今後の展望>
室田同様、最近では選抜の常連である。上の2人同様、総合力では既に研修生レベルではない。
上京していることもあっていずれはハロプロメンバーとしてデビューするだろう。
モーニング娘。として加入すれば工藤遥あたりには大きな刺激を与えることになるだろうし、新ユニットのエース格としてもいける。
ただし年齢がまだ低いため、宮本佳林のように長期温存される可能性も否定できない。


4. 加賀 楓 81点
(選曲24点、衣装7点、パフォーマンス30点、トーク8点、成長度7点、日常点5点)

<講評>
後半むせた部分があったがステージングはなかなか良かった。
「SHALL WE LOVE?」もかなり難度の高い曲だが、選曲もキャラクターに合っていて良かったと思う。

<今後の展望>
彼女も選抜常連である。研修生加入1年半程度であるが加賀も非常に大きく成長を遂げた一人である。
モーニング娘。にするにはやや材料が弱い。野心は強いので既存ユニットよりも新ユニット向きか。
現状エース格とまでは言えないのでデビューするとすれば高木紗友希あたりのポジション(スキル特化)だろう。


5. 船木 結 80点
(選曲22点、衣装7点、パフォーマンス32点、トーク7点、成長度10点、日常点2点)

<講評>
相当な実力があることは前回の生タマゴで分かっている。今回も非常に良かったのであるが、やや選曲が狙いすぎた感があった。
歌唱力は十分だが表現力はまだ向上の余地あり。

<今後の展望>
このレベルはなかなか狙って取れるものではないので潜在能力はかなりのものがあると言えそう。
  この選曲をするあたり非常に好戦的な性格であると思われるが、まだ年齢が幼い。
故にすぐデビューさせず、一度挫折を経験させてみた上で成長を促した方が良いかもしれない。
彼女はいずれデビューできる。まずは修行をさせて人間的な成長を見たい。
方向性としては次の次の新ユニット(3〜4年後)にエース格として採用だろう。


6. 田辺 奈菜美 79点
(選曲18点、衣装7点、パフォーマンス32点、トーク10点、成長度7点、日常点5点)

<講評>
前回の優勝者。ステージングは安定して上手いのだが、段原・佐々木・加賀あたりと比べてインパクトに欠けたのは否めない。
無難な選曲であり、もっとチャレンジして欲しかったのが本音。

<今後の展望>
気付けば一番の古株。人気・実力共十分なのは言わずもがなである。
相当な固定客を見込めるため無論エース格。
まさか事務所がデビューさせないなんてことはないだろうが(あれば猛反発だろう)
モーニング娘。としてはもう可能性が薄い。必然的に新ユニットとなるだろう。


7. 大浦 央菜 78点
(選曲20点、衣装7点、パフォーマンス32点、トーク8点、成長度8点、日常点3点)

<講評>
今回の発表会で大幅に評価が上がったうちの一人。難しい「スッピンと涙。」を感情込めて歌い上げた。

<今後の展望>
ツアー帯同はまだであるが、早くも演劇選抜やはぴぷれの出演などがあり、今後大きな成長が期待できる。
キャラクターなど見えにくい部分もあるため、正規メンバー入りはもう少し先になりそう。


8. 吉橋 くるみ 77点
(選曲18点、衣装9点、パフォーマンス32点、トーク7点、成長度6点、日常点5点)

<講評>
ダンスで特別賞を取った通り、ステージングがとても良く十分評価できる。


<今後の展望>
研修生入りから3年が経過し、早くも田辺の次に経歴が長い状況となっている。
ここ最近はやや伸び悩みも感じられたが今回のパフォーマンスは良い意味でそれを打破するきっかけになるのではと思われる。
キャラクターは悪くないがこのタイプは正直使いどころに悩む。少なくとも田辺が先に正規メンバーに昇格し、その後研修生のトップ的ポジションになるのは間違いなさそう。
結果的に正規メンバー昇格の可能性もあるが昇格できない可能性もある。現状で五分五分。


9. 山木 梨沙 77点
(選曲20点、衣装8点、パフォーマンス26点、トーク9点、成長度9点、日常点5点)

<講評>
パフォーマンスはまずまずだったが選曲が良かった。自己アピール力はある。

<今後の展望>
比較的高年齢での採用だがポテンシャルは高く、キャリアが短い割に演劇選抜やご当地キャラCD、℃-uteDVDマガジンなど採用も多い。
飯窪春菜宮崎由加のような「お姉さんポジション」として新ユニット採用となる可能性が非常に高い。即ちリーダー候補。
とすると歌・ダンス以外の能力も要求され、現状の使われ方はそれに合致している。
ただ年齢から残された時間は非常に少ない。順当にいけば昇格できるが2015年の夏頃までに目途が立たなければ残念ながら…となりかねない。


10. 野村 みな美 76点
(選曲19点、衣装7点、パフォーマンス30点、トーク8点、成長度7点、日常点5点)

<講評>
歌唱力の要求される曲だが音も取れていたし割と良かったと思う。

<今後の展望>
他の研修生に比べてやや目立たない部分はあるが基礎はしっかりできていると思われる。
モーニング娘。に入れるには加賀以上に強調材料に欠ける。新ユニットならそこそこの可能性はあるだろう。
キャラクター、自己アピール力の強化が課題。


以下、特筆すべき事項のない場合は講評を省略する場合があります。


11. 山岸 理子 75点
(選曲19点、衣装8点、パフォーマンス28点、トーク7点、成長度8点、日常点5点)

<今後の展望>
昨年後半あたりからスキル面で大きな成長が見られた。ツアー帯同も行っている。
以前よりは良くなったがまだ少しビジュアルに難がある。
正規メンバー入りの可能性は現状では五分五分よりやや低い。


12. 田中 可恋 72点
(選曲21点、衣装7点、パフォーマンス31点、トーク7点、成長度6点、日常点0点)

<講評>
ハロプロ17年の歴史の中でも最も難しいと思われる「dearest.」を持ってきた。
正直なところ残念な結果になると予想していたが意外や意外、しっかりと歌い上げたことに好感。
ノーマークを覆す結果となり、非常によくやったと思う。

<今後の展望>
「いるんだかいないんだか…」と言っていいほどこれまでは全く存在感がなかったが、歌えることが分かったのは大きな収穫。
これを起爆剤として前に前に出て行ってほしい。現在高2と年齢が高く残された時間はあまりない。
在籍1年だが既に同学年の山木や稲場に大きく後れを取っているように見受けられる。
大幅な巻き返しがなければ現状では厳しい。


13. 稲場 愛香 72点
(選曲16点、衣装9点、パフォーマンス28点、トーク7点、成長度8点、日常点4点)

<講評>
佐々木同様、地方アイドル経験があるため自己プロデュース能力はかなり高い。
選曲も本人によく合っているが比較的歌いやすい曲のため点数は低めとなった。

<今後の展望>
即戦力クラス。山木と同様、新ユニットで「お姉さんポジション」も有望だが彼女の場合はそれ以外の使い道もある。
石田亜佑美の前例からモーニング娘。としても十分可能性がありそうだがスマイレージの方がさらに持ち味を生かせそう。
カントリー…も有り得る話ではあるがそのような中途半端な待遇ではあまりにも可哀想だ。


14. 田口 夏実 72点
(選曲18点、衣装7点、パフォーマンス28点、トーク8点、成長度6点、日常点5点)

<講評>
昨年の「合いたいロンリークリスマス」もそうだが彼女は選曲のセンスが非常に良い。
パフォーマンスが飛び抜けている訳ではないが能力的には十分。

<今後の展望>
モーニング娘。スマイレージというよりも新ユニット向き。中堅的なポジションを担うであろう。
時期的にはもう少し先になる可能性もある。リーダー適性がありそうなので、もしかしたら高2〜高3程度まで寝かされるかもしれない。


15. 一岡 伶奈 72点
(選曲18点、衣装7点、パフォーマンス28点、トーク8点、成長度7点、日常点4点)

<講評>
昨年の「寒いね。」の印象が強烈だが、今年はスキル面でも成長が見られた。

<今後の展望>
ツアー帯同はあるが2013秋がベリのみ、2014春がベリなので事務所の期待度は他の選抜常連と比較すると若干下か。
娘。は最終を一度経験しているので見込み薄、田村芽実と若干ビジュアルが被るのでスマイレージの線も薄い。
となると新ユニット。もう少し成長が欲しいが可能性としては田口と同程度で決して悪くはない。


16. 浜浦 彩乃 72点
(選曲18点、衣装7点、パフォーマンス28点、トーク7点、成長度7点、日常点5点)

<講評>
田辺と同様。全体的に良いのだが無難すぎる。

<今後の展望>
一定レベルのスキルはあるが人気の割には?といった印象。
とはいっても固定客も多いのでいずれ正規メンバーになるであろう。
スマイレージ、または新ユニットの人気起爆剤として機能しそう。


17. 岸本 ゆめの 71点
(選曲20点、衣装6点、パフォーマンス28点、トーク8点、成長度7点、日常点2点)

  <講評>
やや難しい曲ながらしっかりと表現ができていたのが良かった。

<今後の展望>
研修生加入当初は伸び悩んでいたが最近は目に見えてスキルが上昇しており、今後さらに期待できる。
大阪出身であることは大きなプラス評価材料であり、新ユニットで採用の可能性は十分考えられる。
また、一度合宿を経験していることがマイナスながら現在関西地区出身者がいないモーニング娘。としての採用もなくはない。


18. 和田 桜子 69点
(選曲18点、衣装8点、パフォーマンス27点、トーク7点、成長度7点、日常点2点)

<講評>
選曲は本人にぴったり。パフォーマンスも1年前に比べ成長。

  <今後の展望>
非常に華があるため、既存ユニット、新ユニットのどれでも採用の可能性は十分高い。
名古屋地区動員の役割を果たし、かつ人気も出そうだ。


19. 小川 麗奈 68点
(選曲17点、衣装8点、パフォーマンス25点、トーク7点、成長度6点、日常点5点)

<今後の展望>
髪型をショートにしたのはかなり好印象。
全体的に悪い部分はない。しかし悪く言えばどれも平均的で強調材料に欠ける。
正規メンバー昇格は五分五分だが、仮に昇格してもあまり面白味はない。
どこか1点でもアピール力を強化すると良い方向につながるのではと思う。

20. 新沼 希空 66点
(選曲15点、衣装8点、パフォーマンス27点、トーク7点、成長度7点、日常点2点)

<今後の展望>
現状、取り立てて悪いところもないが良いところもない。
キャリアが浅いのでまずは様子見。1年〜1年半後に成長が見えてくると思う。


21. 牧野 真莉愛 62点
(選曲12点、衣装6点、パフォーマンス28点、トーク8点、成長度6点、日常点2点)

<講評>
パフォーマンス自体は良いのだが、選曲が誰でも歌えるような「ハッピーサマーウエディング」ではいくら良くても上位には行けない。
昨年同様、黄金期が好きなのは良いがそれではあまり評価に結び付かない。

<今後の展望>
現状そこそこ昇格見込みはあるが、人気の割に成長度にやや疑問符がつく。
東海地区出身者ではまず和田桜子が有力、牧野は次点だろう。もう少し修行が必要。


22. 羽賀 朱音 62点
(選曲17点、衣装6点、パフォーマンス25点、トーク8点、成長度6点、日常点0点)

<講評>
中1で「なんちゃって恋愛」、やる気は認めるが背伸びしすぎ。

<今後の展望>
新沼同様にまずは様子見。まだ昇格させるには早い。


23. 藤井 梨央 62点
(選曲17点、衣装7点、パフォーマンス24点、トーク6点、成長度7点、日常点2点)

<今後の展望>
良くもなく悪くもなく。しかしスマイレージへの適性は十分あると思われ、オーディションがあれば高い確率でリベンジを果たせそう。
スマイレージ以外であれば帯同など経験を積んでから。


24. 井上 ひかる 61点
(選曲16点、衣装6点、パフォーマンス24点、トーク6点、成長度7点、日常点2点)

<今後の展望>
スキル等を論じる以前に存在感が薄い。アピールポイントがなければこのままでは生き残れない。


25. 横川 夢衣 59点
(選曲18点、衣装6点、パフォーマンス20点、トーク10点、成長度5点、日常点0点)

<今後の展望>
敢えて触れる必要もないが、著しくスキルに難あり。
デビューするには少なくとも2013年春時点での植村あかりレベルくらいは欲しい。
ビジュアルは元々悪くないはずだが自己管理をしっかりと。


26. 三瓶 海南 53点
(選曲16点、衣装4点、パフォーマンス22点、トーク6点、成長度5点、日常点0点)

<今後の展望>
厳しい書き方だが、そもそもなぜ研修生として採用されたのか理解に苦しむ。
本人にも向上心があまり感じられない。当然だが昇格はどうか?

ハロプロ研修生 発表会2014 〜春の公開実力診断テスト 採点表

5月4日(日・祝)、中野サンプラザで行われた「ハロプロ研修生 発表会2014 〜春の公開実力診断テスト」。

昨年好評を博した同イベントに今年も参戦した。


今回はその個人別採点表を公開したい。
なお、公式に販売されたグッズでは「歌唱」「ダンス」などが5段階評価という形になっていたが、私は以下のように独自の項目を設けて採点を行った。


【採点基準】
<選曲> 25点満点
(1) キャラクターとの整合性 10点
本人が持っていると思われるキャラクターに選曲が合っているか
非常に合っている…10点
   合っている…8点
疑問符が残る または合っているのかわからない…6点

(2) 曲の難易度 10点
難易度が高いと思われる曲ほど高得点
10点「dearest.」
9点「SHALL WE LOVE?」など
8点「Memory青春の光」など
7点「女と男のララバイゲーム」など
6点「泣いちゃうかも」など
5点「ベーグルにハム&チーズ」など
4点「旅立ちの春が来た」など
3点「スキちゃん
2点「ハッピーサマーウエディング

(3) チャレンジ精神 5点
自分の新しい可能性を引き出せるような選曲か。
この項目は研修生としてのキャリアが浅いほど高めに採点。
キャリアが長いのに選曲が無難だったりする場合は3点止まり。

<衣装> 10点満点
自己プロデュース力が高いと思われるほど高得点。

<パフォーマンス> 40点満点
ダンス・歌唱の総合評価。
(評価の目安)
かなり良い…32点
良い(平均的)…28点
悪くないが周囲にはやや劣る…24点
良くない…20点

トーク> 10点満点
約1分間のやりとりで個性を出せたか、または「つかめた」かどうか
良い…8点
まずまず…7点
特に印象に残らない…6点

<成長力> 10点満点
当日のパフォーマンス、および最近数か月間にどれだけ目に見える成長をしたか
特性上、研修生としてのキャリアが浅いほど高くなる傾向にあるが、
中堅クラスでも著しい成長があった場合は高得点となる。
著しく成長している…9点以上
大きな成長が見られる…8点
平均的である…7点
周囲に比べ成長が見えにくい、または停滞気味である…6点

<基礎点> 5点満点
普段からの活躍度により評価。
以下の得点を加算。5点以上の場合は一律5点とする。
(ツアー帯同)
2013秋ツアー 娘。…2点、℃…2点、ベリ武道館…1点
2014春ツアー 娘。…2点、℃…2点、ベリ…2点
(舞台)
僕たち可憐な少年合唱団…2点
リリウム…2点
(その他)
はぴぷれレギュラー…1点
ご当地キャラCD…1点

<総合点> 100点満点
順位決定の方法
(1)合計点の高い順
(2)合計点が同一の場合、パフォーマンス点の高い方が上位
(3)パフォーマンス点も同一の場合、衣装+トークの合計点の高い方が上位点


採点表はこちら
(「日常点」については過去の活動歴を基準に定量的な形で採点し直しました。そのため当日公開した採点と一部異なる場合があります。)


この結果、評価順位は以下のような結果となった。

1位 段原 瑠々 81点(パフォーマンス36点)
2位 室田 瑞希 81点(パフォーマンス33点)
3位 佐々木 莉佳子 81点(パフォーマンス32点)
4位 加賀 楓 81点(パフォーマンス30点)
5位 船木 結 80点(パフォーマンス32点)
6位 田辺 奈菜美 79点(パフォーマンス32点)
7位 大浦 央菜 78点(パフォーマンス32点)
8位 吉橋 くるみ 77点(パフォーマンス32点)
9位 山木 梨沙 77点(パフォーマンス26点)
10位 野村 みな美 76点(パフォーマンス30点)

合計点81点で4名並んでいるが、実際にはパフォーマンス力に差が出た。
各個人についての講評は次回詳しく述べたい。

ハロプロ楽曲大賞2013分析速報版 (2)MV部門

先日結果が発表されました「第12回ハロプロ楽曲大賞2013」について、速報版(MV部門)の分析を公開しました。

各作品別、楽曲別の分析や、グループ別の得票率・順位推移を2009年度より分析しております。

記事はこちら

ハロプロ楽曲大賞2013分析速報版 (1)推しメン部門

先日結果が発表されました「第12回ハロプロ楽曲大賞2013」について、速報版(推しメン部門)の分析を公開しました。

各グループ別、個人別に得票率や順位の推移を2010年度より追って分析しております。

記事はこちら

楽曲大賞2012分析(4) 推しメン別楽曲(グループ別)投票傾向

いよいよ核心に迫るデータを公開する。

それは「投票者の推しメンによってどのグループの楽曲に投票されているか」という内容だ。つまり、そのメンバーを推している人はどのグループに興味があるのか、ある程度分かるのである。


調査の結果、投票者がどの推しメンかによってはっきりとした投票傾向の違いがあることが分かった。投票楽曲の所属グループ(ソロ)を推しメン別に上位3位まで公開する。

なお、投票数同数の場合は同一順位の欄に複数グループを掲載している。


記事はこちら

楽曲大賞2012分析(3) 特定楽曲に5point以上投票した人の投票傾向分析

ハロプロ楽曲大賞では各自が持ち点10pointを5曲に割り振る。

ルール上、1曲に投票可能なポイントは最高8point〜最低0.5pointまでとなっている。
各投票者によって投票スタイルは様々であり、
8 / 0.5 / 0.5 / 0.5 / 0.5 と投票する人もいれば 2 / 2 / 2 / 2 / 2 と投票する人もいる。

特に思い入れのある楽曲が存在する投票者は1位の楽曲に高いポイントを割り振っているだろう。



理論上、4.5point以上割り振られるとその楽曲は必ず単独1位となる。
そのような単独で高いポイントが割り振られた楽曲について、キリのよい5point以上を基準として多角的に分析してみたい。


本文では

・各推しメンの投票者のうち5point以上の票を投じた人がどの程度存在したのか
・どのような楽曲に高いポイントが投票されたのか
・どのメンバーのヲタがどの楽曲に5point以上投じたのか
・5point以上投じたヲタは推しメン所属グループの曲に何票投じたのか

について分析しています。記事はこちら

ハロプロ楽曲大賞2012の分析(2) 「推しメン別 所属グループ投票集中率」

次いで、
「各投票者の持ち票5票のうち、推しメンの所属グループにどの程度投票されているか」
を投票者の推しメン別に探ってみる。


例)
所属グループの例
道重さゆみ → モーニング娘。のみ
和田彩花 →  スマイレージピーベリー
嗣永桃子 →  Berryz工房Buono!Berryz工房×℃-ute

和田彩花推しの投票者が
1位 スマイレージ、 2位 スマイレージ、3位 ピーベリー、4位 スマイレージ、5位 スマイレージ
と投票していれば100%、
1位 モーニング娘。、 2位 ℃-ute、3位 Berryz工房、4位 Buono!、5位 ハロプロ研修生
と投票していれば0%とする。

ある意味では「専ヲタ」率に近いが、投票の選択肢が多いメンバー(Buono!メンバー等)ほど高い割合が出やすい傾向にあると思われる。逆にソロメンバーなどは投票対象となるっ曲の選択肢が少ないため実際よりも低い割合となりやすいであろう。

分析記事本文はPDFにてアップロードしております。 (こちら)